「みんなであそぼう！あそびの広場2024」実施報告
日 時 ： 2024年11月4日（月祝） 13:00?16:00
会 場 ： 福岡市立中央児童会館「あいくる」
主催・指導 ： 特定非営利活動法人福岡市レクリエーション協会
（主管：福岡市レクリエーション協会 人材育成委員会）
後 援 ： 福岡市
スタッフ ： ６2名
参加者総計：１７２名
内 訳 ：（幼児42名・小学生58名・中学生5名・高校生3名・保護者64名）
友達や家族とあそびの楽しさを思いっきり経験してほしい。そんな願いから「みんなであそぼう！あそびの広場202４」を実施いたしました。レクリエーション・インストラクターの資格取得を目指し大学で学んでいる学生とレクリエーション・インストラクター養成講座受講生、福岡市レクリエーション協会の人材育成委員会のスタッフで企画・運営を行いました。参加した子どもたちもスタッフも、それぞれがあそびを通して学びと育ちにつながる「共にあそび、共に育つ」イベントとなりました。
当日は３連休の最終日、たくさんの来場者を見込んで１１のコーナーを準備していたのですが天候に恵まれた勇逸の休日となり目標とした２００名に届かず残念でした。それでも、幼児から中学生・高校生、たくさんの親子連れなどの参加があり、通っている学校の枠を超えた子ども達の楽しい出逢いの場となりました。
それぞれのコーナーでは、成功しても失敗しても何度もチャレンジし遊びに熱中する姿が見られました。遊びの楽しさはもちろんのこと、お兄さん、お姉さんスタッフの子どもに寄り添う姿勢が子ども達の自己肯定感を高め、承認欲求を満たすものになっていたと思います。
また、スタッフは実際に自分達の考えた遊びを提供する中で、年齢や特性に合わせてルールや道具を臨機応変に変更することや、子どもたちの成功や失敗などの体験に、どんな言葉をかけるとやる気を引き出し楽しく活動できるのか試行錯誤しながら反応するなど支援力を高めることができる実学習の場となりました。また、他の学校の学生達が企画した遊びや子ども達への対応を見ることができたことは貴重な体験となり、学生相互の交流と深い学びへと繋がりました。
今回の催しで子どもたちに提供した遊びには、「敏捷性」「状況判断」「協力」「社会性を学ぶもの」「協調性」「創作意欲を掻き立てるもの」「空間認知能力をあげるもの」「集中力」、障がいを持つ子どもたちも一緒にあそべる「インクルーシブな感覚」など大切な要素がちりばめられ、あそびの持つ力を生かし子どもたち育ちの一助になればと考えています。
ケガや事故もなく、「遊びの広場202４」が終了いたしました事をご報告いたします。